ケーキを均等に切る装置、高校生が発明 きっかけは家での争奪戦

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
21年の県発明くふう展で知事賞を受賞したケーキをレーザーで等分する「仲良く分けるんです」(画面)。開発した木村さん(左から2人目)、小野田さん(同3人目)、財前さん(同4人目)。同校は他のアイデア作品でも受賞を重ねている=大分県国東市で、今野悠貴撮影
21年の県発明くふう展で知事賞を受賞したケーキをレーザーで等分する「仲良く分けるんです」(画面)。開発した木村さん(左から2人目)、小野田さん(同3人目)、財前さん(同4人目)。同校は他のアイデア作品でも受賞を重ねている=大分県国東市で、今野悠貴撮影

 大分県国東市の県立国東高の部活動「工業技術部」の生徒3人がケーキやピザをどんな数にでも均等に切れる装置を発明した。柔軟な発想と工夫で日常生活の課題を解決した作品は2021年の「県発明くふう展」で最高賞の県知事賞を受賞し、注目を集めている。

 工業技術部は電子工業科の生徒12人が部員だ。部は1941年に始まった同展に約40年応募を続けており、21年は高校の部で5点が入賞した。

 知事賞に輝いた作品は「仲良く分けるんです」。小野田渉さん(16)と木村凜人(りんと)さん(17)の2年生2人と、3年生の財前光美さん(18)が発明した。

この記事は有料記事です。

残り626文字(全文891文字)

あわせて読みたい

ニュース特集