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阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

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阪神大震災27年、高校生交流 被災教訓、学び伝える 多賀城、同世代の活動に勇気 /宮城

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東日本大震災の発生時に撮影された映像をタブレット端末で見せながら、津波の被害について説明する多賀城高校の生徒(中央)と、それを聞く兵庫、三重の高校生ら=宮城県多賀城市町前のイオン多賀城店屋上で2022年1月8日、百武信幸撮影
東日本大震災の発生時に撮影された映像をタブレット端末で見せながら、津波の被害について説明する多賀城高校の生徒(中央)と、それを聞く兵庫、三重の高校生ら=宮城県多賀城市町前のイオン多賀城店屋上で2022年1月8日、百武信幸撮影

 阪神大震災の発生から17日で27年。被災体験者が年を重ねる中、新たな防災の担い手となる神戸市の高校生たちは、東日本大震災の被災地の生徒と交流を深める。一方の宮城の高校生も、同世代で学び合いながら、後輩に教訓を引き継いでいる。【百武信幸】

 仙台と塩釜方面を結ぶ県道沿いにある多賀城市の「イオン多賀城店」。8日、仙台港が見渡せる屋上に上がり、多賀城高2年の菊池せせらさん(17)が問いかけた。「津波はどの方向から来たか分かりますか。多賀城は海とは違う方向からなど、四方から波が襲い、たくさんの犠牲者が出てしまいました」

 耳を傾けたのは、2002年に全国初の防災専門科・環境防災科が誕生した神戸市の舞子高校を始め、淡路島にある洲本実業など、阪神大震災の教訓の継承に取り組む兵庫の高校生と、南海トラフ巨大地震で大きな被害が予想される三重県の高校生ら約50人。次代の地域防災の担い手を目指す「防災ジュニアリーダー」の研修で、東日本大震災後に災害科学科ができた多賀城高校の生徒と交流した。

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【阪神大震災】

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