特集

阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

特集一覧

元気くれたジャニーズの遊具 27年前の震災記憶、絵本で娘に伝え

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
「5さいのぼうさい」を陽葉ちゃんと一緒によむ広瀬美帆さん=神戸市灘区で2022年1月14日午後7時35分、井上元宏撮影
「5さいのぼうさい」を陽葉ちゃんと一緒によむ広瀬美帆さん=神戸市灘区で2022年1月14日午後7時35分、井上元宏撮影

 地響きとともにがれきに覆われた街で私を元気づけてくれたのは炊き出しの温かいうどんやジャニーズ事務所のアイドルから贈られた滑り台だった――。神戸市灘区のイラストレーター、広瀬美帆さん(33)が一人娘に27年前の阪神大震災の被災体験を伝えようと絵本をつくった。今も大きな揺れに遭うと涙があふれるが、「みーんなにまもってもらった」と復興の軌跡をつづる。

 絵本のタイトルは「5さいのぼうさい」。主人公で小学校入学を控えた「みほ」は1995年1月17日午前5時46分、同区のマンションで倒れたタンスの下敷きになる。母に助け出され、家族は全員無事だったが自宅は全壊。くの字に折れた玄関ドアをすり抜けて外に出ると、周囲はぺちゃんこの家と土ぼこりで茶色にくすんでいた。親族宅に避難した後は、凍えながら順番待ちをして破損した水道管から水をくんだ。

この記事は有料記事です。

残り867文字(全文1232文字)

【阪神大震災】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集