和製オペラで「2人目のかぐや姫」登場 ソプラノ・幸田浩子が導く世界
毎日新聞
2022/1/19 08:30(最終更新 1/19 08:30)
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むかし話を素材に沼尻竜典が台本から作曲までを手掛けた「歌劇 竹取物語」が、21世紀の和製オペラとしては異例の延べ4会場目の公演に突入する。構想段階で主役に想定され、初演からかぐや姫を1人で歌い続けてきたソプラノ、幸田浩子にとっても思い入れの強い作品。しかし22、23日のびわ湖ホールでの再演では、1日目を幸田が演じた後、翌日の主役は砂川涼子に交代する。「2人目のかぐや姫」登場は作品にとって大きな節目になるという。その理由と作品の魅力について、幸田へのインタビューから解き明かした。【濱弘明】
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