米5G新サービス、空港周辺の導入延期 「壊滅的影響」JAL・ANAも欠航

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羽田空港の駐機場に並ぶ全日空機と日本航空機=2020年10月、本社ヘリから
羽田空港の駐機場に並ぶ全日空機と日本航空機=2020年10月、本社ヘリから

 米国で19日に導入が予定されていた第5世代(5G)移動通信システムの新サービスを巡り、航空業界に混乱が起きている。米通信大手AT&Tとベライゾン・コミュニケーションズは18日、5Gの新サービスについて主要空港周辺での導入を延期すると発表。新サービスが利用する周波数帯が航空機の通信機器に干渉する可能性があり、米航空業界が「航空機の運航に壊滅的な影響を与える」と警告したためで、日本の航空大手も米国路線の一部を欠航した。

 問題となっているのは5Gの新サービスが利用する「Cバンド」と呼ばれる周波数帯。広域で高速通信が可能になる特性があり、5Gの利便性が大きく向上すると期待されている。ところが、米連邦航空局(FAA)は、Cバンドが悪天候時の着陸に必要な航空機の電波高度計に悪影響を与える可能性があると指摘。ロイター通信によると、航空業界は「Cバンドが導入されれば、悪天候時には1日に1100便以上、乗客10万人に影響が出…

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