「ネイル命」「カウボーイ」 Z世代がパラのイメージをぶっ壊す
毎日新聞
2022/1/20 08:00(最終更新 1/20 08:00)
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1995年以降に生まれた「Z世代」。昨年の新語・流行語大賞のトップテンにもランクインしたが、かつての「新人類」のように、昭和の人間には理解されないケースも少なくない。その波は今や、北京大会に挑むパラリンピック選手にも到達している。
「私、ネイル命なので! すごく女の子みたいなネイルをする時もあったりすれば、黒色もあったりしてバラバラ。好みのメークはピンクゴールド系で……」
よどみなく自身の美容について語る姿はアスリートというより、「原宿女子」と変わりない。性格は超が付くほどポジティブで、口を大きく開けてよく笑う。それがアルペンスキー女子立位の本堂杏実(あんみ、25歳)=コーセー=だ。
生まれつき左手の指がない。だが、本堂は「そもそも障害者として親が育ててこなかった。ただ手(指)がない…
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