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阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

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神戸朝鮮初中級学校 グラウンド通じ、住民との絆育む 避難所開放きっかけに /兵庫

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阪神大震災当時、学校のグラウンドで被災者らに振る舞われた炊き出し=神戸市中央区で1995年、神戸朝鮮初中級学校提供(共同)
阪神大震災当時、学校のグラウンドで被災者らに振る舞われた炊き出し=神戸市中央区で1995年、神戸朝鮮初中級学校提供(共同)

 1995年の阪神大震災当時、指定避難所ではなかった神戸市中央区の神戸朝鮮初中級学校(旧・東神戸朝鮮初中級学校)は、それまで交流がなかった近隣住民らに避難場所としてグラウンドを開放したことをきっかけに、地域との絆が育まれるようになった。

国籍は関係ない

 震災から27年がたち当時の状況を覚えている人は減ったが、学校関係者は「災害のときに国籍は関係ない。助け合った友好と共生の絆を次の世代に伝えたい」と話す。

 学校関係者によると、同校は62年に現在の場所に移転したが、近隣住民との交流はなく、運動会などを開くと「うるさい」と苦情もあった。だが震災時は行き場に困っていた住民らにグラウンドを開放。トイレを貸し、炊き出しでおにぎりやキムチを振る舞った。

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