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学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

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「学術会議、既存の体制前提とせず検討を」 政府有識者会議が提言

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小林鷹之科学技術担当相(左)と意見交換する日本学術会議の梶田隆章会長=東京都千代田区で2022年1月21日午後5時27分、岩崎歩撮影
小林鷹之科学技術担当相(左)と意見交換する日本学術会議の梶田隆章会長=東京都千代田区で2022年1月21日午後5時27分、岩崎歩撮影

 政府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の有識者議員懇談会(座長=上山隆大・政策研究大学院大客員教授)は21日、政府機関である日本学術会議について、今の組織形態を前提とせず、そのあり方を検討するよう政府に求める報告書をまとめた。小林鷹之・科学技術担当相は同日、学術会議の梶田隆章会長と会談し、夏までに政府としての方針を決めると伝えた。

 菅義偉前首相が会員候補6人の任命を拒否した問題をきっかけに、政府は学術会議の改革に着手。財界人も交えたCSTIの有識者懇は2021年5月から学術会議のあり方を議論してきた。

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【学術会議任命拒否】

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