プラ被膜肥料、2030年に使用ゼロに JA全農など3団体方針

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
プラスチックで表面をコーティングした肥料=農林水産省提供
プラスチックで表面をコーティングした肥料=農林水産省提供

 JA全農、全国複合肥料工業会、日本肥料アンモニア協会の3団体は21日、プラスチックで表面をコーティングした肥料の使用を2030年にゼロにする方針を発表した。コメ作りの現場などで長く使われてきたが、被膜部分の微小なマイクロプラスチックが河川を通じて海に流れ出し問題視されていた。

 プラスチックを使った被膜肥料は作物が必要とする時期に成分が徐々に溶け出す仕組み。プラスチックで覆っていない肥料の場合、収穫までに最低2回は追肥が必要となるといい、農家にとっては負担軽減につ…

この記事は有料記事です。

残り353文字(全文587文字)

あわせて読みたい

ニュース特集