暴力団事務所、ひっそり化 マンションに入居、会合はファミレス

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解体作業が進む工藤会本部事務所=北九州市小倉北区で2019年11月23日、本社ヘリから
解体作業が進む工藤会本部事務所=北九州市小倉北区で2019年11月23日、本社ヘリから

 防犯カメラ付きの物々しいビルの前に黒塗りの車がずらっと並び、こわもての男たちがにらみをきかす――。映画やドラマでそう描かれがちなイメージがある暴力団事務所だが、今は少し違うようだ。全国最多の五つの指定暴力団が本拠地を置く福岡県内の事務所事情を取材してみた。

住民「暴力団員を見たことはない」

 福岡市中央区の幹線道路沿いにある高層のマンション。100戸超ある部屋の間取りはさまざまで高齢者や子供がいる世帯が入居しているが、その1室は特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)の傘下組織の事務所となっている。登記簿を調べると、約20年前に福岡市内の業者に所有権が移転され、取締役に工藤会幹部の名前があった。県警もその部屋を工藤会系の組事務所と認定している。

 記者がマンション住民に声をかけてみる…

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