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8時だョ! 全員集合 世界中が同じ行動 魅惑のパークラン

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晴天の下、海沿いのコースを気持ちよさそうに走るパークランの参加者たち=千葉県浦安市で2021年12月11日、角田直哉撮影
晴天の下、海沿いのコースを気持ちよさそうに走るパークランの参加者たち=千葉県浦安市で2021年12月11日、角田直哉撮影

 毎週土曜日午前8時、世界中の人々が走り出す――。時差の関係で一斉に、とはいかないが、こんなスケールの大きいイベントがある。英国発祥のイベント「parkrun(パークラン)」。日本でも行われていると聞き、早速出掛けてみた。

ストレスをリセット

 雲一つない青空。海面に朝日が反射して、まぶしいほどにキラキラと輝く。ある土曜日の午前7時半、千葉県浦安市総合公園を訪れた。日ごろはどうしても夜型の生活になりがちで、早起きをするのは久しぶりだ。たっぷりと日差しを浴びただけで、早くもリフレッシュした気持ちになる。

 「何と言っても開放感が格別。海沿いに真っすぐ延びた道を走れる環境はなかなかないですから」。イベントディレクターの小口新一郎さん(52)がコースの魅力を教えてくれた。この回はランナーとボランティアを合わせて30人弱が参加。午前8時、小口さんの合図でスタートが切られると、記録を目指して勢いよく飛び出す人や景色を眺めながらゆっくり歩く人など、各自が思い思いのペースで歩を進める。道中では、ボランティアから「頑張って」の声や拍手が送られ、参加者の背中を押した。

 ここでパークランについてまとめておきたい。2004年にロンドンの公園で始まり、世界20カ国以上に広まった。仕組みはシンプルで、決まっているのは…

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