南丹・養老牧場 モマブランチ 一頭でも多く天寿全うを 引退馬、「処分」させたくない /京都

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 南丹市に、競馬や乗馬の仕事を引退した馬たちが余生を過ごす「養老牧場」が2020年5月、オープンした。国内で競走馬は年約7000頭生まれ、多くは働けなくなると殺処分される。運営する田中香さん(41)は「使えなくなったら捨てる道具ではない。一頭でも多く、天寿を全うさせたい」と話す。

 京都市中心部から電車で約1時間。のどかな山間部の牧場「モマブランチ」で、3頭が仲良く体を寄せ合っていた。駆け回ったり、日光浴したり。「ずっとくっついてるんです。私は馬団子って呼んでます」。田中さんが笑顔を見せた。

 牧場には現在、出産できなくなった元繁殖馬、病気や高齢で乗馬の仕事ができなくなった馬など計6頭がいる。馬主から引き取られたり、高齢でケアが必要になったために預けられたりした。馬の寿命は20~30年程度といわれる。迎え入れた馬は、それまでの時間を牧場で過ごす。

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