特集

阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

特集一覧

阪神大震災

路上生活者の冬、支え 神戸の団体、炊き出し・生活相談27年間 支援体制拡充、必要 /兵庫

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 神戸市を中心に路上生活者の支援に取り組む団体「神戸の冬を支える会」は1995年の阪神大震災を機に設立され、炊き出しや生活相談の他、居住支援法人として高齢者らの住宅確保の手助けを続けている。当初は行政側と対立することもあったが、理事の觜本(はしもと)郁(かおる)さん(68)は「支援活動の積み重ねで、今では行政側から業務委託されるようになった」と27年にわたる活動を振り返る。

 觜本さんによると、震災では自宅の倒壊や火災で住まいを失った人々が避難所や公園に集まった。だが路上生活者は避難所に受け入れてもらえなかったり、居づらさを感じ出ていってしまったりするケースがあった。当時神戸市職員だった觜本さんは避難所担当で、運営マニュアルに「ホームレスや罹災(りさい)証明がない人には出て行ってもらう」との内容が記されていたことを覚えている。

この記事は有料記事です。

残り527文字(全文894文字)

【阪神大震災】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集