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核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

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母にとって物語ではなかった 長崎の惨状 和田征子さんの悔いと使命

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被爆についての証言や母への思いを語る日本原水爆被害者団体協議会事務局次長の和田征子さん=川崎市川崎区で2022年1月5日午後3時52分、椋田佳代撮影
被爆についての証言や母への思いを語る日本原水爆被害者団体協議会事務局次長の和田征子さん=川崎市川崎区で2022年1月5日午後3時52分、椋田佳代撮影

 1歳の時に長崎へ落とされた原子爆弾で被爆した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の事務局次長、和田征子(まさこ)さん(78)=横浜市=は、母静子さんの体験を基に証言活動を続けている。核兵器禁止条約発効から1年となる22日、日本被団協も加わる核兵器廃絶日本NGO連絡会のオンラインイベントに参加し、「生き永らえた者たちは多くの苦しみを受けながら生きた。一人一人の命や人生に思いを寄せ、自分事として感じて」と思いを託した。

 和田さんは1945年8月9日、爆心地から約2・9キロの自宅で母といる時、被爆した。けがはなかったが、幼い頃は体が弱く、学校を休みがちだった。短大を卒業して英語教師になった後、結婚で長崎を離れ、夫の仕事の都合で米国で5年ほど暮らした。

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【核兵器禁止条約】

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