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阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

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二度の被災、記憶つなぐ 岡山の高校教諭、生徒へ20年語り続け /兵庫

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 いざというとき、動ける人に――。学生時代に阪神大震災を経験した岡山県矢掛町の県立矢掛高の高木潤教諭(49)が、約20年にわたり生徒に体験を語り継いでいる。2018年の西日本豪雨で地域が被災した際の話も取り入れ、生徒と防災関連団体との橋渡しもする。「二つの災害を風化させず、生徒の視野を広げられれば」と願う。

 1995年、大学4年だった高木さんは、神戸市灘区の木造アパート1階に住んでいた。1月17日午前5時46分。徹夜で卒業論文を仕上げていると、ガガガという音がし、空間が大きく揺れた。壁などが崩れて下敷きになった。暗闇の中、身動きが取れない。誰かの声で火災が近くで起きたと分かった。「水がない。どうしようもない」と悲鳴に似た声。死を覚悟した。

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