メロンに続きイチゴ生産も自動化 「なら近大農法」で栽培が簡単に

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
野々村教授(左から4人目)の指導でイチゴを収穫する学生ら=奈良市中町の近畿大学農学部で2022年1月19日午後3時25分、稲生陽撮影
野々村教授(左から4人目)の指導でイチゴを収穫する学生ら=奈良市中町の近畿大学農学部で2022年1月19日午後3時25分、稲生陽撮影

 近畿大農学部(奈良市)が2017年から研究を続けてきた農業自動化の取り組み「なら近大農法」が順調に進んでいる。20年に実用化したメロンに続き、今冬に挑戦していたイチゴも計画以上の収穫量と糖度の実現に成功。新たに導入を決める生産者もおり、研究する野々村照雄教授(植物病理学)は「農地で作業する時間が減れば、作物を自分で加工して売る6次産業化を目指す余裕もできる。同じ温室で夏はメロン、冬はイチゴという作り方を目指したい」と話している。【稲生陽】

 なら近大農法は情報通信技術(ICT)を活用し、従来の農作業自動化機器と組み合わせたシステム。温室内の温度や日照、土壌水分を検知して自動で水やりや施肥、側面シートの開閉を行い、スマートフォンなどで確認や遠隔操作できる。病虫害の確認や作物の収穫は手作業だが、初心者でも栽培が簡単になり、作業時間自体も大幅に減らすことができるのが利点だ。17年から栽培を始めたメロンは三郷町の農業公園信貴山のどか村で実用…

この記事は有料記事です。

残り452文字(全文874文字)

あわせて読みたい

ニュース特集