「基地問題だけの街じゃない」 52歳、現職に1票 名護市長選

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
中心市街地の活性化を願う福澤奈美さん=沖縄県名護市城1で2022年1月20日午前11時15分、比嘉洋撮影
中心市街地の活性化を願う福澤奈美さん=沖縄県名護市城1で2022年1月20日午前11時15分、比嘉洋撮影

 23日に投開票された沖縄県名護市の市長選。市の東海岸にある辺野古の海で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設工事が進む中、有権者は悩みながらも、街の未来を思い描いて1票を投じた。【比嘉洋】

 「基地問題は20年以上も続いている。前の市長も『基地は絶対に造らせない』と訴えたが、工事は止まらなかった。基地に反対し続けるよりも、生活の潤いや街の発展を考える候補を応援したい」。名護市商工会の女性部副部長として、地元企業の経営支援や地域活性化に取り組む福澤奈美さん(52)は、現職の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(60)を支持した。

 県内各地のリゾートホテルで働き、10年近く前に商工会の活動に加わった。女性部は毎年、手作りした交通安全のお守りを小学1年生の児童にプレゼントしている。メンバー約20人が仕事帰りなどに集まり、2カ月以上かけて約700個を製作する。自然と「みんなで街を盛り上げよう」という気持ちが高まる。地域の会合にも頻繁に顔を出してくれる渡具知氏ならば、たとえ小さな取り組みでも地域活性化のアイデアを気軽に話せる。そ…

この記事は有料記事です。

残り231文字(全文693文字)

あわせて読みたい

ニュース特集