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著名な作家・唐大道(ウェイ・ツー)は29歳の一人息子・英健(チアン・ユー)を病で失います。努力して現在の社会的地位や名誉、財産を築いた大道は、息子にも自分以上の成功を収めてほしいと、すべてをコントロールしてきました。恋人とも、農村出身という理由で別れさせましたが、それが息子の幸せだと信じて疑いませんでした。
しかし、亡くなる前に言われた「父さんが好きなのは、自分の心の中の僕なんだ」との言葉に苦しめられます。なぜならそれは、息子への愛情が否定されただけでなく、本来の姿にも会えていなかったという意味だからです。せめて魂でも、幽霊でもいいから会いたいと躍起になっていた大道は、街で英健とそっくりな青年を見かけます。おせっかいな日本人留学生(北原里英)や、英健の元恋人も加わり、物語は思わぬ展開へ。
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