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トンガ、孤立続く 「1日水1リットル、29人で分配」 支援阻むコロナ、迫る食料不足…

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トンガの離島・マンゴ島の衛星写真。噴火の前の2020年8月17日撮影
トンガの離島・マンゴ島の衛星写真。噴火の前の2020年8月17日撮影

 南太平洋・トンガ沖で起きた海底火山の大規模噴火では、被災地に海外からの支援物資が届きつつある。だが現地では水不足が深刻化し、人口の少ない離島では食料不足が起きる恐れもある。

 「1日1リットルの水を3世帯29人で分け合っている。飲料水もマスクもガソリンも足りない」。首都ヌクアロファの高校の女性職員、マライアさん(28)は毎日新聞の電話取材にこう訴えた。

 15日午後5時(日本時間同日午後1時)ごろ、自宅にいたマライアさんは大きな爆発音を聞いた。すぐに地震で家が激しく揺れた。停電したためラジオをつけると、津波警報を伝えている。数十分後、辺りが真っ暗になった。トンガ上空が噴煙に覆われていた。自宅は海から徒歩3分の高台にある。間もなく低地に住む知人の2家族が避難してきた。29人で身を寄せ合い、無事を祈った。

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