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<くらしナビ ライフスタイル>
日常生活を支障なく送ることができる「健康寿命」が過去最長を更新した。平均寿命との開きも縮まっているものの、男性で約9年、女性は12年ある。介護を受けたり寝たきりになったりするこの期間をできるだけ短くすることが今後の課題となっている。健康寿命を延ばす鍵として注目されているのが、全身に影響を及ぼす口腔(こうくう)の健康だ。
厚生労働省が先月公表した2019年の健康寿命は、男性72・68歳(平均寿命は81・41歳)、女性75・38歳(同87・45歳)。同省が19年に定めた健康寿命延伸プランでは、40年までに16年比で3歳延ばし、男性75・14歳以上、女性77・79歳以上が目標とされる。疾病予防・重症化予防の取り組みの一つに挙げているのが歯周病など歯科疾患対策の強化だ。
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