風力発電 「環境、災害対策を」 伊根町長、知事へ意見書 /京都

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 伊根町の吉本秀樹町長は21日、丹後半島に計画されている2カ所の大規模風力発電事業について、「地元住民の生活に不安を与えるようなことがあってはならない」とする意見書を府知事に提出した。

 意見書によると、伊根町では「先人から受け継がれた景観・文化・伝統、自然豊かな生活環境の維持、継承を基本方針」とし、暮らす人や訪れる人が幸せを実感できる町づくりに取り組んでいる。今回の事業が町の美しい自然環境や景観に影響を与えてはならないとしている。

 そのうえで、(1)風力発電施設の設置や道路整備に伴う土地の改変で土砂災害が引き起こされる懸念がある。土砂災害が筒川流域や伊根浦地区に甚大な被害を与える可能性があり、十分な調査、検討をする(2)町では「伊根浦舟屋群」が漁村として初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。発電施設が自然環境や景観を破壊することがないよう「伊根町景観条例」に基づき景観に配慮する(3)町の農地、周辺海域の…

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