生きているだけで素晴らしい 30年前の思い、絵本に 大塚公民館で原画展 難病で逝った妹との日々描く 広島 /広島

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絵本には妹について友だちに伝えられなかった松本さん自身の姿も描かれている=山本尚美撮影
絵本には妹について友だちに伝えられなかった松本さん自身の姿も描かれている=山本尚美撮影

 中学生の頃、小学5年生だった妹を難病で亡くした臨床検査技師の女性が妹とのエピソードを描いた絵本「生きているだけで素晴らしい」(文芸社)を出版した。原画展が安佐南区の広島市大塚公民館で開かれている。亡くなってから30年以上たってまとめた絵本には、特に若者たちに伝えたいメッセージがこめられている。作者の思いを聞いた。【山本尚美】

 呉市の松本淳子さん(47)。14歳だった1988年、11歳だった妹の祐子さん(ゆうちゃん)を12万人に1人という難病の「ニーマン・ピック病」で亡くした。先天的な遺伝子の変異により代謝物が分解されず、運動機能や神経、知能の退行が進む病気で、6歳で診断されたゆうちゃんは5年に及ぶ闘病の末、天国に旅立った。

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