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阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

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阪神大震災27年 現地を取材して 伝える、命つなぐため 「まさか」言わぬ備えへ /高知

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灯籠に火をともす来場者ら=神戸市の東遊園地で2022年1月16日午後5時36分、北村栞撮影
灯籠に火をともす来場者ら=神戸市の東遊園地で2022年1月16日午後5時36分、北村栞撮影

 1月17日午前5時46分、6434人の命を奪った阪神大震災の発生から27年がたった。神戸市の東遊園地では灯籠(とうろう)に明かりがともされ、私は取材班の一員としてそこにいた。話を聞こうと声を掛けた来場者の中には、震災を知らない若い世代も少なくなかった。前日からの2日間、人々の話に耳を傾けながら「風化させない」ことの意味について考えた。【北村栞】

 16日午後5時46分、東遊園地には多くの人が集まっていた。灯籠で作られた「忘」の文字の周りを囲み、キャンドルの甘い香りの中、静かに黙とうがささげられた。

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【阪神大震災】

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