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リワークで防ぐ再休職 疑似通勤で生活リズム調整・集団に適応

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講師からの質問に対し、手を挙げて答えようとする参加者たち。リワークでは、集団プログラムが重要な役割を果たす=京都市下京区の京都駅前メンタルクリニックで2021年12月、野口由紀撮影
講師からの質問に対し、手を挙げて答えようとする参加者たち。リワークでは、集団プログラムが重要な役割を果たす=京都市下京区の京都駅前メンタルクリニックで2021年12月、野口由紀撮影

 大阪市北区の放火殺人事件の現場となったクリニックでは、「リワークプログラム」という治療が行われていた。うつ病などで休職した人の職場復帰をサポートするものだ。リワークを導入する医療機関は約15年間で6倍以上に増えたが、課題もある。

心の病増加、導入広がる

 「人に相談するメリットは?」。講師を務める精神保健福祉士が問い掛けると、20~50代の男女18人から「問題が解決しそう」「気持ちが楽になる」と次々に声が上がった。「京都駅前メンタルクリニック」(京都市下京区)でリワークの一環として開かれたコミュニケーション講座の一コマだ。その後、仕事の依頼が立て込んだことを想定したロールプレーイングをした参加者たちは、ミーティングでこの日取り組んだことを報告し合った。まるで職場のような雰囲気だ。

 うつ病で休職中の男性(48)は2021年2月から、このリワークを受ける。「苦手だった人付き合いに対する考え方が変わった。みんなが同じ当事者なので、ここなら失敗しても安心」と笑みを浮かべた。

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