北極振動が琵琶湖に影響 ミジンコ成長と周期性一致 滋賀県立大など

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琵琶湖。手前は大津市街地=本社ヘリから
琵琶湖。手前は大津市街地=本社ヘリから

 北極域の気候が琵琶湖のミジンコに影響している――。滋賀県立大環境科学部の伴修平教授と劉鑫(りゅうきん)特任研究員が滋賀県水産試験場などとの共同研究で、「北極振動」という気象現象が琵琶湖の動物プランクトン成長・増加量に関連していることを突き止めた。滋賀県立大が発表した。同様の現象は欧州でも確認されているが、極東アジアでは初めてという。琵琶湖の生態系は地球規模の気象の影響も受けていることが裏付けられた。【庭田学】

 北極振動は、北極周辺の気圧が高くなったり低くなったりし、逆に中緯度地域の気圧が低くなったり高くなったりする現象。気圧の変動によって、北極圏の冷たい空気が放出されたり滞留したりするので、日本など中緯度地域の天候を左右する。

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