長崎・小長井カキ 水揚げ3年連続で例年の半分 諫早湾水温上昇

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解禁日に小長井産カキを買い求める人たち=長崎県諫早市で2021年12月11日午前9時51分、杉山恵一撮影
解禁日に小長井産カキを買い求める人たち=長崎県諫早市で2021年12月11日午前9時51分、杉山恵一撮影

 諫早湾の冬の味覚、小長井産のカキの水揚げが今季も伸び悩んでいる。湾内の海水温の上昇によりカキの成長が遅れているためで、水揚げ量は3年連続で例年の半分の100トン程度にとどまる見通しだ。【杉山恵一】

 小長井産カキの養殖は、国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防締め切り後の1999年に本格的にスタート。身の大きさと濃厚な甘さが特長で、「小長井牡蠣( かき )」のブランドで知られ、現在は39業者が養殖に取り組んでいる。

 諫早湾小長井漁協(長崎県諫早市)によると、小長井産のカキは2010年代は年間約200トンの水揚げがあったが、近年は台風などの影響で伸び悩み、19、20年と例年の約半分ほどに減少した。このため、宮城県からの稚貝を1カ月有明海で育てた「小長井育ち」のカキの販売も始めた。

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