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2021年7月の東京都議選期間中などに無免許運転を繰り返したとして、道路交通法違反(無免許運転)に問われた元都議の木下富美子被告(55)は25日、東京地裁(平出喜一裁判官)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は、起訴内容より前の17年~21年4月に一時停止違反などの交通違反で12回検挙されていたと指摘し、「交通法規を順守する意識が欠落している」として懲役10月を求刑した。弁護側は寛大な判決を求めて結審した。判決は2月15日。
木下被告は黒のジャケットに緑のスカート姿。被告人質問で、選挙を手伝ってくれる人の中に運転できる人が少なく、「ポスターの張り替えなどを自分でやるしかないと思った」と動機を述べた。無免許運転の発覚後も議員を続け、世論の厳しい批判を受けたことについては「罪の重さをしっかり認識できていなかった。選挙が近づくプレッシャーを感じ、まともな判断ができなかった。心より申し訳ない」と謝罪した。
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