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コロナ急拡大、埋まる病床 救急の対応制限や医師ら欠勤続出の病院も

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新型コロナウイルス感染者に対応している昭和大学病院=東京都品川区で2020年7月10日午前10時30分、島田信幸撮影
新型コロナウイルス感染者に対応している昭和大学病院=東京都品川区で2020年7月10日午前10時30分、島田信幸撮影

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染急拡大で、都市部では入院患者が急増し、一部の病院では救急患者や一般患者の受け入れを制限する対応を取り始めた。今月中旬以降は高齢者の入院が急増。病床の逼迫(ひっぱく)を懸念する声も出ている。

 デルタ株に比べ、重症化しにくい一方で感染力が強いとされるオミクロン株。コロナ患者を受け入れる昭和大病院(東京都品川区)では、22日時点の入院患者16人のうち重症者はデルタ株に感染した50代の1人。他はオミクロン株に感染した20~90代の中等症または軽症者だが、相良博典院長は「オミクロン株は高齢者でも重症化しにくいか、注視する必要がある」と警戒する。

 デルタ株が猛威を振るった昨夏の「第5波」では、昭和大病院でも重症、中等症ともに病床が逼迫した時期があった。その時とは状況が異なるものの、コロナ病床の確保を優先するため救急患者の受け入れを一部縮小しているという。

 相良院長によると、現時点では、回復した患者を重症用の病床から別の病院に移す「下り搬送」が奏功し、病床全体では余裕があるという。ただし、高齢者の中にはコロナの症状自体は軽症でも感染をきっかけに持病が悪化して入院が長期化するケースもあるといい、楽観はしていない。

 要員面の不安もある。昭和大病院では22日時点で20人近い医師や看護師が家族の感染などで濃厚接触者となり、…

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