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オミクロン株で「生きた心地せず」 パラアルペンチームの悪戦苦闘

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障害者スキーの世界選手権でレースに挑むアルペン男子立位の三沢拓=リレハンメルで2022年1月14日、AP
障害者スキーの世界選手権でレースに挑むアルペン男子立位の三沢拓=リレハンメルで2022年1月14日、AP

 北京パラリンピック開幕まで2月4日で残り1カ月。本番に向けて調整の最終段階を迎える中で、選手の前に大きな壁となっているのが新型コロナウイルスの感染拡大だ。昨年末から世界中で変異株「オミクロン株」への感染が急拡大し、その影響で欧州遠征を急きょ取りやめるなど影響を及ぼしている。暗中模索が続く関係者らの声を聞いた。

 「晴れない雲の中をずっとかき分けている感じ。年末年始は生きた心地がしなかった。迷いも当然ある」

 1月中旬、取材に応じた日本障害者スキー連盟強化本部の夏目堅司・アルペン委員長(48)は疲れ切った表情で苦悩を語った。

 昨年12月中旬時点で、北京大会に内定したアルペンスキーの全選手は、年始からの世界選手権(ノルウェー)を皮切りとする欧州遠征を組んだ。そもそもコロナ下で昨季は海外でのレース出場が少なかったこともあり、当初は「世界選手権は北京パラに向けてレースの経験が非常に重いと受け止めている。レースを中心に遠征する」と展望を語っていた夏目さんだったが、その後オミクロン株への感染が拡大。政府が飛行機内で感染者が出た場合、搭乗者も濃厚接触者と認定する方針が示されたことなどから「計画は一瞬で破綻した」という。

 夏目さんはその後、…

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