特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

新型コロナ 日大・福田充教授に聞く/下 危機管理 「有事」想定、平時に議論を

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
成田空港に到着後、書類を確認し抗原検査の説明を受ける人たち=成田空港で2021年11月30日午後0時50分、小川昌宏撮影
成田空港に到着後、書類を確認し抗原検査の説明を受ける人たち=成田空港で2021年11月30日午後0時50分、小川昌宏撮影

 危機管理に詳しい日本大学の福田充教授とのインタビューの後編では、日本の危機管理対策の本質的な問題点を考える。

人権とどう折り合う

 ――入国制限では、防疫対策と人権との兼ね合いが問題となっています。

 危機管理では危機を未然に防いだり、最小限に食い止めて安全安心を確保したりすることに価値を置く。だが、それを強化しすぎると、必ず自由や人権と衝突する。危機管理と人権はトレードオフ(相反関係)にある。例えば、テロの場合、未然に防ぐことだけを考えるなら、監視カメラだらけになったり、通信を傍受されたりするような社会になる。安全安心の価値を高めれば高めるほど、人権との兼ね合いの中で、どこで線引きするのかという議論をしっかりしないといけない。だがこの議論がうまくできていないのが日本社会だ。

この記事は有料記事です。

残り1796文字(全文2136文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集