愛と救済の歌劇、描ききる びわ湖×沼尻竜典、「ワーグナー10演目」来春完結へ

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ワーグナーの主要10演目を全て指揮することになった沼尻竜典=大津市で2020年6月23日午後4時54分、濱弘明撮影
ワーグナーの主要10演目を全て指揮することになった沼尻竜典=大津市で2020年6月23日午後4時54分、濱弘明撮影

今年3月、安定出演陣で「パルジファル」

 びわ湖ホール(大津市)が芸術監督の沼尻竜典とともに手掛けるワーグナー作品の上演が、来年3月に予定する「ニュルンベルクのマイスタージンガー」で10演目に達する。ワーグナーの聖地と呼ばれるバイロイト祝祭劇場(ドイツ)で取り上げられる主要作品をコンプリートする快挙だ。9演目めの「パルジファル」上演を今年3月に控えた沼尻に、リモートでインタビューした。

 びわ湖は前芸術監督、若杉弘(故人)のもと、ベルディの初・中期のオペラを9シーズン連続で上演したことで知名度を上げた。ワーグナー上演は、ケムニッツ歌劇場(ドイツ)の協力を得た「トリスタンとイゾルデ」で2010年にスタート。続く「タンホイザー」(12年)からホールが主体的に制作に関わり、17年から4年がかりで上演した「ニーベルングの指環(ゆびわ)」は「びわ湖リング」として全国から注目された。リング最…

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