大分空港改め宇宙港!? 人工衛星「水平型打ち上げ」拠点に ゆとりダイヤに白羽の矢

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22年中のロケットの水平型打ち上げが期待される大分空港=大分県国東市で21年12月15日、津島史人撮影
22年中のロケットの水平型打ち上げが期待される大分空港=大分県国東市で21年12月15日、津島史人撮影

 大分県国東市の大分空港を、人工衛星打ち上げの拠点「宇宙港」にする計画が進んでいる。早ければ2022年中にも打ち上げを予定しており、実現すればアジア初。地元は雇用や産業の創出へ期待を寄せる。

経済効果、5年で100億円

 打ち上げを計画するのは、米企業「ヴァージン・オービット」(ヴ社)。大型航空機で人工衛星を載せたロケットを高度約10キロまで運んで切り離し、宇宙空間に打ち上げる「水平型」と呼ばれる方式だ。ヴ社は21年1月、米カリフォルニア州の空港から、この方式で小型人工衛星10基を搭載したロケット打ち上げに初めて成功している。

 ロケット打ち上げといえば、種子島宇宙センター(鹿児島県)などの射場を使った「垂直型」が一般的だ。国内で水平型打ち上げの前例はないが、麻生茂・久留米工大特別教授(航空宇宙工学)は「(水平型打ち上げは)公海上で点火するため安全性が高い。大規模な施設が不要で、延期につながるような天候の影響を受けにくい」などとメリットを語る。

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