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阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

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阪神大震災27年 災害備え見直しを 30日まで、有明で企画展 /東京

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阪神大震災時の被害について説明するパネル=江東区有明3のそなエリア東京で
阪神大震災時の被害について説明するパネル=江東区有明3のそなエリア東京で

 1995年の発生から27年がたった阪神大震災に関する企画展「阪神・淡路大震災を振り返る」(東京臨海広域防災公園主催)が、防災体験学習施設・そなエリア東京(江東区有明3)で開催されている。30日まで。【佐藤英里奈】

 会場では、震災時の被害状況や復興に向けた歩みなどを紹介するパネルを展示。火災の発生で炎や煙に包まれた街の様子や被災者の安否を尋ねる張り紙が貼られている写真などに加え、国内では観測史上初の最大震度7を記録したことや、被害は死者6434人、兵庫県内の避難者が約32万人、建物は約10万棟が全壊、約14万棟が半壊したことなどを説明している。

 また、阪神大震災時に役立った「知恵」を紹介するパネルも。生きる上で不可欠な水をもらう際にバケツの中にビニール袋を入れておけば、袋の口を結んで水にほこりが入るのを防いだり、こぼさずに運べたりすることや、割り箸は火をおこす時に使えることなどが記されている。

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【阪神大震災】

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