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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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エネルギーの“脱ロシア依存”急ぐ欧米 ウクライナ侵攻を懸念

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欧州連合(EU)の行政執行機関「欧州委員会」本部ビル=ベルギー・ブリュッセルで2019年11月20日、八田浩輔撮影
欧州連合(EU)の行政執行機関「欧州委員会」本部ビル=ベルギー・ブリュッセルで2019年11月20日、八田浩輔撮影

 ロシアによるウクライナ侵攻の脅威が強まる中、ロシアへの依存度が高い欧州のエネルギー市場を巡り、欧州連合(EU)や米国が代替の輸入先を探すなど対応を加速させている。ウクライナへの強硬姿勢を続けるロシアを翻意させる狙いもあるが、短期間で輸入元を多様化するのが難しいという問題も残されている。

 EU統計局によると、域内では天然ガスの輸入に占めるロシアの比率は約46%(2021年上半期)でトップ。ウクライナが侵攻されれば、同国経由で欧州に向かう天然ガスパイプラインが破壊され、供給が滞る事態も懸念されている。また、欧州各国が米国と協調して大規模な対露制裁を実施した場合に、ロシアが報復措置として欧州へのエネルギー供給を縮小するとの見方もある。

 EUのシムソン欧州委員(エネルギー担当)は今月22日の記者会見で「欧州への供給を増やす可能性についてパートナーと議論している」と述べ、2月初旬に米国やアゼルバイジャンを訪れ協議するとした。

 米政府高官も25日、ロシアが欧州への天然ガスなどの供給を停止する場合に備え、世界各地の国・企業と協力して代替となるエネルギーの確保を進めていることを明らかにした。北アフリカ、中東、アジア、米国などを候補として調整しているという。

 米メディアは米国の交渉先の一つとして…

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【ウクライナ侵攻】

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