別大で再出発図る東京大会メダリスト 心と体のバランス見つめて
毎日新聞
2022/1/30 06:00(最終更新 1/30 06:00)
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アスリートのメンタルヘルスの重要性が高まっている。休んでも体調を取り戻せないオーバートレーニング症候群、大会後に無気力状態に陥る燃え尽き症候群などの懸念が指摘され、対策が叫ばれている。昨年の東京パラリンピックのあるメダリストも、心と体のバランスに苦しみながらレースに臨む。
「気持ち先走り 体がついてこない」
6日号砲の第70回記念別府大分毎日マラソン(毎日新聞社など主催)の視覚障害選手の部。東京大会男子マラソン(視覚障害T12)銅メダルで、3連覇の懸かる堀越信司(ただし、33)=NTT西日本=は今回、東京大会後、初めてのマラソンに挑む。2024年パリ大会に向けての新たなスタートとなるが、堀越は「気持ちが先走り、うまく体がついてこない」と明かす。
4回目でつかんだ悲願のメダル
堀越は長野市出身。…
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