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別大で再出発図る東京大会メダリスト 心と体のバランス見つめて

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東京パラリンピックの男子マラソン(視覚障害T12)で、3位でフィニッシュする堀越信司=国立競技場で2021年9月5日、宮間俊樹撮影
東京パラリンピックの男子マラソン(視覚障害T12)で、3位でフィニッシュする堀越信司=国立競技場で2021年9月5日、宮間俊樹撮影

 アスリートのメンタルヘルスの重要性が高まっている。休んでも体調を取り戻せないオーバートレーニング症候群、大会後に無気力状態に陥る燃え尽き症候群などの懸念が指摘され、対策が叫ばれている。昨年の東京パラリンピックのあるメダリストも、心と体のバランスに苦しみながらレースに臨む。

「気持ち先走り 体がついてこない」

 6日号砲の第70回記念別府大分毎日マラソン(毎日新聞社など主催)の視覚障害選手の部。東京大会男子マラソン(視覚障害T12)銅メダルで、3連覇の懸かる堀越信司(ただし、33)=NTT西日本=は今回、東京大会後、初めてのマラソンに挑む。2024年パリ大会に向けての新たなスタートとなるが、堀越は「気持ちが先走り、うまく体がついてこない」と明かす。

4回目でつかんだ悲願のメダル

 堀越は長野市出身。…

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