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長野県で活躍する「あの人」にインタビュー。活動のきっかけや苦労、展望を聞きました。

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国内トップ級トレイルランナーの県警山岳遭難救助隊員 秋山穂乃果さん(28)=松本市 /長野

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秋山穂乃果さん=皆川真仁撮影
秋山穂乃果さん=皆川真仁撮影

遭難防ぐ 啓発活動に力

 2021年春、人気漫画「岳(がく)」のモデルにもなった県警山岳遭難救助隊に入隊した。危険と隣り合わせで山の安全を守る一方で、国内トップクラスのトレイルランナーの顔も併せ持つ。

 兵庫県出身。大学卒業後、「面白そうな仕事だと思って」関西のテレビ局に就職した。報道カメラマンとして2年間、事件事故の取材などに奔走したが、徐々にもどかしさが募った。災害現場に立ち会っても直接被災者に手を差し伸べられない。自分にできるのは被害を伝えることだけ――。「直接人のためになる仕事に興味を持った」と警察官への転身を決めた。

 選択肢は長野県警以外に考えられなかった。母の影響で幼い頃から始めた登山。北アルプスの涸沢に訪れた際に、山岳遭難救助隊が登山者の安全を守るために奮闘する姿を目の当たりにし、憧れた。19年に県警察学校に入校。交番勤務を経て、念願かなって入隊が認められた。

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