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岸田文雄首相は28日、「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)を2023年の世界文化遺産登録に向け、国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ推薦すると表明した。韓国が異論を唱えたことから一時は推薦見送りに傾いたが、安倍晋三元首相ら自民党保守派からの「弱腰」批判などを受け、方針を転換した。韓国は早くも登録阻止に向けた動きを強めており、審査機関の世界遺産委員会(日本を含む21カ国で構成)で登録に必要な3分の2以上の賛成を得られるかが焦点になる。
首相は28日夜、首相官邸で記者団に「本年申請を行い、早期に議論を開始することが登録実現への近道であるとの結論に至った」と述べ、2月1日に閣議了解を経て推薦書を提出すると表明した。
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