「ありえない」F1角田裕毅が猛省する英国生活 イタリアで一変
毎日新聞
2022/1/31 07:00(最終更新 1/31 07:00)
有料記事
1620文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

世界最高峰の舞台で戦う苦悩がにじみ出ていた。自動車レースのF1世界選手権に参戦するアルファタウリの角田裕毅(21)。1年目の2021年を振り返り、足りなかったものを自らの言葉で語った。
感じた世界との差、2年目へ
レッドブルの兄弟チームであるアルファタウリから参戦した角田は7回入賞した。ドライバー部門で32ポイントと年間14位だった1年を「葛藤しながら、学ぶことが多かったですね」と振り返る。第1戦バーレーン・グランプリ(GP)では9位に入賞。上々のデビューを果たし、自信を深めて第2戦以降に臨んだことが裏目に出た。
「自信を持ちすぎて、ミスからクラッシュが重なるようになりました。ペースダウンして、クラッシュしないように心がけましたが、ペースが遅くなれば、いい結果を出せない。開幕戦で持っていた自信がどんどん失われていき、負のスパイラルに陥っていきました」。もがき苦しんだ胸中をそう明かした。
この記事は有料記事です。
残り1222文字(全文1620文字)