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第80期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第80期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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将棋 C級1組 船江六段、鬼手[先]5六角決断 よい将棋が指せている

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船江恒平六段
船江恒平六段

 <第80期順位戦C級1組 船江恒平六段VS三枚堂達也七段>

 C級1組順位戦もいよいよ佳境を迎えた。11日に行われた9回戦は、17局どれも熱戦だったが、特に船江恒平六段(34)―三枚堂達也七段(28)の将棋を紹介しよう。

 先手の船江が矢倉に誘導したのに対し、三枚堂は藤井聡太竜王も好む急戦に。前例がある形から船江が変化し、両者力の入った手が続きねじり合いに。双方の玉が動き回る熱のこもった展開となり、大詰め146手目に第1図を迎えた。

 三枚堂が[後]5七歩と垂らして[後]4八飛成[先]同玉[後]5八金の詰めろをかけたところ。後手玉は詰まないので、受けて1手稼がねばならない。船江はものすごい手を指す。

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