連載

蔵出しPhotoアーカイブ

毎日新聞デジタルの「蔵出しPhotoアーカイブ」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

蔵出しPhotoアーカイブ

あの日の紙面 寒波 真綿の吐息 1927 大雪 列車不通で物資欠乏

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
雪国の屋根は急勾配だ、ちょっと気を許すと雪と共に滑り落ちてしまう。この写真を写したときも一人が転げ落ちた。出稼ぎ家庭の主婦たちはこういう雪下ろしを一冬2,3回する
雪国の屋根は急勾配だ、ちょっと気を許すと雪と共に滑り落ちてしまう。この写真を写したときも一人が転げ落ちた。出稼ぎ家庭の主婦たちはこういう雪下ろしを一冬2,3回する

 国内の最深積雪1位は、1927年2月14日、滋賀・岐阜県境にある伊吹山(標高1377メートル)の測候所で観測した「11メートル82」とされている。

 伊吹山は日本海から太平洋へ冬の季節風が吹き抜ける通り道にあり、積雪が多いという。

 紙面は13日の信越地方の様子。特派員ルポで、「大雪原の底に 生色もなき住民 今は一本の蠟燭(ろうそく)さへ尽き果て 飢えは眼前…

この記事は有料記事です。

残り270文字(全文449文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集