神奈川県、緊急メールは数減らし手動に トンガ津波で最大20回

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神奈川県庁=横浜市中区で、山本明彦撮影
神奈川県庁=横浜市中区で、山本明彦撮影

 津波情報を知らせる緊急速報メールが神奈川県内で最大20回にわたり誤配信された問題で、県は31日、必要に応じて手動配信する方法に見直したと発表した。配信自体も津波の高さが警報時の予想を上回る場合などに限定する。これまで、気象庁が県内に大津波・津波警報をメール配信した時と、警報から注意報に切り替わった場合に自動配信する設定にしていた。

 誤配信は16日、南太平洋・トンガ沖の海底火山噴火に伴い気象庁が発表した津波注意報・津波予報で発生した。本来は県の配信対象外だが、プログラムの設定ミスで他県の情報更新にも反応し、同じ内容の津波情報を繰り返し自動配信していた。

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