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経歴もキャラも対照的 長友、中山の左SB論争 サッカー日本代表

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長友佑都(左)と中山雄太
長友佑都(左)と中山雄太

 サッカー日本代表は1日午後7時10分、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビアと対戦。グループ首位との大一番で、ある競争が注目されている。

 経験豊富な35歳か、それとも気鋭の24歳か――。キャリアもキャラクターも異なる2人による左サイドバック(SB)の定位置争いだ。

原因は日本の得点不足

 昨年9月に始まったW杯カタール大会アジア最終予選。日本の森保一監督はここまでの全7試合で長友佑都(35)=FC東京=を先発起用してきた。一方、第3戦以降は後半で中山雄太(24)=ズウォレ=に交代するのが定番化した。中山は徐々に出場時間を増やし、1月27日の中国戦では投入直後、クロスで伊東純也(ゲンク)のゴールをアシストした。

 長友か、中山か。そんな論争が巻き起こる下地には、日本の得点力不足がある。連動性を欠いた左の攻撃が停滞し、好調な伊東のいる右サイドの攻めに偏重している。長友は「左サイドの責任はすべて僕だな、と思う。僕自身がもっと躍動しなければならない」と認める。一方の中山も「スタートから出られない悔しさはあるが、(自分に)足りない部分があるから実現しない」と、もがいている。

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