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古賀攻専門編集委員の政治を中心としたコラム。

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「捨て身」の佐渡金山=古賀攻

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 世界文化遺産への推薦手続きが始まった佐渡金山だが、文化とは無縁なものをさんざん詰め込まれた経緯は気の毒でならない。

 佐渡のユニークさは、中世から機械化を進めた他国とは違い、江戸期を通して伝統的な手工業で17世紀に世界最大級の金生産地になった点にある。なのに、戦時下での労務動員という一部分にだけスポットが当たってしまった。

 佐渡金山が「強制労働」の被害地だと反発する韓国に対し、朝鮮研究者の西岡力さんは1月26日産経新聞で、金山で働く朝鮮人労働者は「応募が殺到」し、「待遇も悪くなかった」と反論している。旧相川町が編さんした「佐渡相川の歴史・通史編」(1995年)が元になっている。

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