オスプレイ佐賀配備計画 岸防衛相“勇み足”発言に地元反発

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木更津市長を表敬訪問した岸信夫防衛相(中央)=千葉県木更津市で22年1月29日、浅見茂晴撮影
木更津市長を表敬訪問した岸信夫防衛相(中央)=千葉県木更津市で22年1月29日、浅見茂晴撮影

 岸信夫防衛相が1月29日に千葉県木更津市の渡辺芳邦市長らと面会した際、陸上自衛隊オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備計画にふれ、「(木更津の)暫定配備5年以内を目標とすることに向け、佐賀空港にできるだけ早期に配備できるよう最大限の努力を行う」と述べていたことがわかった。地元の漁協関係者らからは反発の声が出ている。

 発言内容は、木更津市が市長との面会後に公表。岸氏は、オスプレイの安全性を確実にするため「部隊・隊員の練度向上を図る教育訓練を進める」意向を示し、佐賀空港配備計画の進捗(しんちょく)状況などにも言及したという。

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