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有権者は冷静に見極めを--メディアの責任大きい
6月3日本欄で、東京都庁担当の高木諭記者は、石原慎太郎知事の求心力の低下を指摘して「進退を考えよ」と書いた。その結論に異論はない。しかし「サンデー毎日」誌上で昨年、連載記事「石原慎太郎研究」を担当した私は、知事の「求心力」を生み出してきた構造にこそ、より根深い問題を感じるのだ。
浜渦武生副知事や特別秘書ら側近、都庁官僚、都議会、そしてメディア……。石原知事は、あらゆる周囲の「迎合」に支えられてきたのではないか。
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