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勝木紀昭(かつき・としあき)さん(68)
スキーは「幼児から高齢者まで、誰でも手軽に始められるスポーツ」というのが持論。自身も約1年前の会長就任後、再びスキー板を履くようになった。
レジャー白書によると、長野冬季オリンピックが開かれた1998年に1800万人に上った国内スキー・スノーボード人口は、2020年に4分の1以下の430万人にまで減っている。その原因を「ブームとバブル期が重なって用具もゲレンデの食事も高額になり、手軽さが遠のいたため」と分析。愛好者のV字回復に向け、4日に始まる北京五輪、そして8年後の30年札幌五輪招致に期待する。
高校3年だった72年の札幌五輪。友人と見に行った70メートル級ジャンプで日本勢がメダルを独占した。「生で見ると、感じるものが全然違う」。選手の活躍と国内での32年ぶりの冬季五輪開催が「オリンピアンを目指したい、という子どもを増やしてくれる」と信じる。その盛り上がりは、北海道の誇る世界有数の「白い大自然」をアピールする絶好の機会にもなる。
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