特集

第80期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第80期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

特集一覧

将棋

将棋 名人戦順位戦 羽生、来期「まだ何も」 A級連続在籍、29期でストップ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
永瀬拓矢王座に敗れてA級から初めての降級が決まった羽生善治九段=東京都渋谷区の将棋会館で4日、宮武祐希撮影
永瀬拓矢王座に敗れてA級から初めての降級が決まった羽生善治九段=東京都渋谷区の将棋会館で4日、宮武祐希撮影

 4日の名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)で永瀬拓矢王座(29)に敗れ、29期連続で在籍したA級からB級1組への降級が決まった羽生善治九段(51)。終局後、取材に「(今期は)内容も結果も伴わなかったので、(降級は)致し方ない結果なのかなと思う」とうつむき加減で語った。

 羽生は1985年12月にプロ棋士(四段)となり、94年に初挑戦で名人を獲得するなど、常に第一線で活躍。2008年に名人5期で十九世名人の資格を獲得した。17年には永世竜王の資格も得て永世7冠となり、18年に国民栄誉賞を受賞。タイトル獲得通算99期は史上最多記録で、将棋界を代表するトップ棋士だ。

 順位戦は、A級からC級2組まで5クラスに分かれて行われる。各クラスとも下位の者は降級し、B級1組以下では成績上位者が昇級する。最高位のA級には10人が在籍。名人への挑戦権を争って総当たり戦を行い、下位の2人がB級1組に降級する。A級に在籍することは、棋士にとっては将棋界最高峰での活躍を意味する。

この記事は有料記事です。

残り323文字(全文760文字)

【第80期名人戦】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集