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国軍によるクーデターから1年が経過したミャンマーで、報道機関への圧力が強化されている。国軍側は自らに都合の悪い「偽ニュース」の拡散を刑法で新たに犯罪と規定。ジャーナリストたちは身の危険を感じながら発信を続けている。
「私たちにとって今までで一番危険な時です」。そう語るのは、最大都市ヤンゴン在住のフリージャーナリスト、ゼントゥナインさん(37)だ。地元紙記者や編集者などを経て、2020年8月にオンラインメディア「民主主義ビジョン」を仲間と共に設立。20年に実施された総選挙やその後の政治情勢について考える媒体だ。
だが昨年2月1日のクーデター後、状況は一変する。当局への抗議活動に参加する人々の身の安全を考え、デモ参加者にヘルメットなどの装備強化をフェイスブック上で呼び掛けた。こうした発信を続けた後、昨年2月22日に逮捕状が出された。
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