国内初、クマの犬歯の装飾品出土 アイヌ文化の実態解明へ 青森

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出土したクマの犬歯を利用した装飾品=青森県南部町小向正寿寺で2022年2月4日、丘絢太撮影
出土したクマの犬歯を利用した装飾品=青森県南部町小向正寿寺で2022年2月4日、丘絢太撮影

 青森県南部町教育委員会は4日、北東北最大の戦国大名、三戸南部氏の居城だった国史跡「聖寿寺館跡」(同町)から新たにクマの犬歯を用いた装飾品が出土したと発表した。中世アイヌ文化のクマの犬歯を利用した装飾品が見つかるのは国内で初めて。町教委の担当者は「装飾品の発見は、アイヌ文化の実態や南部氏とアイヌ文化の担い手との関係を解明する手がかりになる」としている。

 この装飾品は、2021年5月から11月までに実施された発掘調査で見つかった。15世紀後半から16世紀のものと考えられ、20年度に確認された1辺100メートル四方の方形区画中央部から出土した。装飾品の長さは6・8センチ、幅2・2センチで中央にひもを通すために2ミリの穴が開いていた。

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