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北京オリンピック2022

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高梨沙羅らの悲劇を呼んだスーツ規定 ギリギリ狙う選手側の現実

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混合団体で1回目失格となった後に2回目を飛び終え、口元に手をやる高梨沙羅=張家口・国家ジャンプセンターで2022年2月7日、猪飼健史撮影
混合団体で1回目失格となった後に2回目を飛び終え、口元に手をやる高梨沙羅=張家口・国家ジャンプセンターで2022年2月7日、猪飼健史撮影

 北京冬季オリンピックで7日夜にあったノルディックスキー・ジャンプの混合団体で、出場した40選手のうち、日本の高梨沙羅(25)=クラレ=を含む5人がジャンプスーツの規定違反で失格した。5人が失格するという異常事態はなぜ起きたのか。

長野五輪以降、繰り返し厳格化

 悲劇は、ジェンダー平等を進める国際オリンピック委員会(IOC)肝煎りの新種目で起きた。男女2人ずつで争うジャンプ混合団体で、日本は1番手に女子のエース、高梨を配置。高梨は1回目に103メートルの大ジャンプを見せ、期待に応えた。日本チームが歓喜に沸いた直後、高梨はスーツ規定違反とされて失格となり、この飛躍の得点は0点となった。仮に高梨の得点が加算されれば、銀メダル相当の奮闘だった。

 チームスタッフは「もも(回りの部分のスーツ)が2センチ大きかった。本人のせいではない。スタッフの確認不足、計測ミス」と説明した。五輪の女子個人で2大会連続銀メダルのカタリナ・アルトハウス(25)=ドイツ=や2014年ソチ五輪銀のオーストリアのダニエラ・イラシュコ(38)ら失格者は5人に上り、全員が女子選手だった。

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【北京オリンピック2022】

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